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お金についてのコラム

退職所得と給与所得の税額比較

給与所得:10年間で6,000万円給与増額した場合
現在の給与100万円⇒150万円に増額
 増額50万円×12ヶ月×10年間=6,000万円を受取ったとすると
・年間所得税は198万円アップしますので10年間では1,980万円のアップ
 となります。
*基礎控除、扶養控除等は考慮しておりません。

退職所得:40年勤務、退職金6,000万円
退職所得控除(優遇税制)が適用になります。
 勤務期間20年までは1年につき40万所得控除
 勤務年数20年超は1年につき70万円所得控除の適用があります。
40年勤務の退職所得控除金額は2,200万円が適用になります。
 6,000万円‐2,200(控除額)=3,800万円が課税対象
・退職所得は分離課税の上に1/2 課税となります
 3,800万円×1/2=1,900万円が課税となります
退職所得の税額は480万円
 給与所得税1,980万円ー480万円=1,500万円となり、退職金受取りが
 断然有利であることがお判りでしょう。

・なぜ退職金に優遇税制を適用しているか、それは退職後の老後生活費に
 有効に活用して貰うためです。
・問題は企業が退職金を支払為の資金を準備しているか。
 準備されていなければ、この制度は有効に活用できません。

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