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大田原支店 支店長 IFA 松本 宗士
栃木県の北東部に位置する大田原市は、 松尾芭蕉「奥の細道」と縁の深い地として知られており、市の中央を流れる那珂川や八溝山系の里山など、多様な環境に恵まれた自然豊かな地域です。
今回は、2年ほど前、JR 東日本「大人の休日倶楽部」TVCM の中で、吉永小百合さんが紹介したことで一躍有名になった「雲巌寺」を紹介します。
1126 ~ 1131 年に開基された雲巌寺は禅宗の四大道場(筑前の聖福寺・越前の永平寺・紀州の興国寺・那須の雲巌寺)のひとつとされ、江戸時代の俳人 松尾芭蕉が元禄 2 年(1689 年)4 月に訪ねたことで知られ、この地で「木啄も 庵は破らず 夏木立」の句を残しています。
石柱門のすぐ右手に樹齢550年、樹高約32m、幹囲5.2mの堂々たる風格の杉の大木があります。この木は、環境庁による「関東の巨樹」にも選出されています。ここを訪れると、この木の持つ雄大なパワーに圧倒され、荘厳でピンと張り詰めた空気を感じます。また、長い石段の先には、山門・釈迦堂・獅子王殿が典型的な伽藍配置で一直線に並んでいます。
「雲巌寺」は、春の新緑・夏の納涼・秋の紅葉・冬の雪景色と、四季を通して美しい風景に出会える最強のパワースポットです。時には相場の事を忘れ、雑念から解き放たれる穏やかな感覚に全身で浸ってみてはいかがでしょうか。奥の細道ゆかりの地に、是非お立ち寄り下さい。