お金についてのコラム

お寒い日本の運用状況
(誰が犯人なのか?)

絆アセットマネジメント株式会社 代表取締役 小沼 正則

絆アセットマネジメント株式会社 代表取締役 小沼 正則

日本の残念な構造

図表をご覧ください。これは日米欧の家計の金融資産の構成を表したものですが、米国の預金の比率が13.7%なのに対し、日本では相変わらず(『貯蓄から投資へ』のとの掛け声は 20 年前から始まりました)54.2%と 50%を上回っている状況です。
金利がゼロのこの資産に個人の金融資産が死蔵されることで、日米の格差はますます広がっています。
なぜ日本は、相変わらず運用後進国なのでしょうか。それは、まず資本主義社会の鉄則である、“利回りは長期的には必ず預金<債券<株式となる”ことが理解できない(あるいは教わらない)、さらに無知な人間が“株式≒危険な資産”と喧伝しているからだと考察します。

家計の金融資産構成、日本銀行調査統計局「資産循環の日米欧比較(2020年8月21日)より転載

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