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今般の衆院選、大義なき選挙といわれましたが、実は大義はあったと思います。デフレ脱却期待、企業収益改善と実を結んだアベノミクスですが、失速したのが「第三の矢」、成長戦略です。
確かに一部では、国家戦略特区による規制緩和、「地方創生」による地域活性化、「女性活用」などの労働市場改革も動き始めているが、とても十分なものとはいえません。
実はこうした成長戦略を妨げてきたのは野党というより、官僚であり、自民党内部の守旧派だったと思います。成長戦略の一丁目一番地と目された法人税減税ですが、掛け声こそ大きかったものの、未だ実現の日の目を見ません。国内投資を加速させ、競争力も雇用も、かつまたトータルな税収増という視点から見ても、法人税減税をためらう理由はないと思われます。
安倍首相にとって敵は、野党ではなく、成長政略を骨抜きにしようと画策する、味方のふりをする守旧派なのかも知れません。
つまり、この選挙の本当の意味での大義は、「成長戦略を実行するか否か」という一点にかかっていると思います。
総選挙で与党が圧勝のより、成長戦略の本格的な実施、とくに法人税減税、労働市場や医療、農業など「岩盤規制」の緩和と人材育成、道州制などの地方制度改革が進められることになるでしょう。
そして、このことこそが、日本の未来を明るくする唯一の道なのではないでしょうか?
もちろん、そうなれば日本株はより一層輝くことでしょう。
2015年は日本株の可能性に賭けてみたいと思います。
栃木県宇都宮市 絆アセットマネジメント株式会社
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